approach

機微がある住まい

新しく住まいを作るとき,これからどんな生活がしたいのか.家族皆が集まる場所,個々の居場所,親と子がる時は両親と家族を感じながら,それぞれにとって都合のよい「距離」という心の関係を大切に,間取りを作っていきたいと考えている.

 

生活力を生む住まい

住まいは何LDKではくくれない.100人100種の姿があるはずだ.その人らしい住まいには,何とも言えない居心地の良さがある.そして,そこには暮らしを楽しむ生き生きとした生活力が生まれると考えている.

 

地域と生きる住まい

少子化・高齢化の中,日々の楽しみや,家族では解決できない問題の為に,地域の人との交流や助け合いが大切になってくる.それは,他人が住まいの中に入ってくる事で,日常生活とのバランスを考えた,今までとは違う間取りが必要になると考えている.

 

品格のある住まい

規模やコストに関係なく,建築が持っていたいものに品格がある.品格のある建築が風景の中に一つ一つ増えて行けば,まちは少しずつ豊かになっていく.豊かなまちは,豊かな人を育むと考えている.

 

基本がある住まい

災害はいつやって来るかわからない.そんな時,丈夫で安全な構造体は住まいに対する安心感を生む.又,生活をゆったりと包み込むおおらかであまり作りすぎない住まいには,ライフサイクルの変化に対応できる.どちらも,基本をしっかり作る事から生まれると考えている.

 

自然をデザインした住まい

地域には,それぞれの光・風・温湿度・・・そして音があり風景がある.そんな自然の恵みを大切に,機械にたよらず自然をうまく取り込んだデザインがある住まいを,作っていきたいと考えている.